マリブの森はとってもWild
以前にもご紹介したかと思いますが、今回はマリブの裏山にある森についてです。
勝浦という町は九十九里と異なり入り組んだリアス式の地形となります。
海があってすぐに山。
平たい土地がないのが勝浦の悩みどころでもあります。
ここマリブも海から陸をみてください。
すぐに山です。
しかもそれなりに高い山なんです。

ここマリブも山に囲まれています。
中には名のある山もあります。民宿坂下の裏にある山は「馬鞍山」といいその昔、武将たちが馬を休ませるための休憩所として使ったそうな。
そんな由緒ある山もあります。
私が今回ご紹介する山の名は分かりませんが長老たちに聞けば知っている方もいると思います。

これが山の入り口。といっても既に海抜は15mくらいあります。
ここから軽トラ1台通れるかの林道を登ります。

舗装された道ですが上には落ち葉が沢山。足を滑らせ谷に落ちればサヨオナラ。
登ってすぐに気づくことは「臭い」です。
獣達の臭いがあたり一面にこもっていてその臭いが一気に緊張感を高めてくれます。
この辺りはキョンや鹿だけでなく猪が沢山生息するエリアです。

いたるところに獣道がありその周辺は特に臭います。
当たりは風で揺れる木の音とキツツキが木を突っつく音が谷にこだましているだけ。
草が揺れる音があればそこには何かの動物がいます。
それが鳥なのか鹿なのか猪なのかリスなのかはその時の運です。
この日はブリブリに太ったキョンとキツツキに会っただけで大物と出会うことはありませんでした。



まるで太古の森のようなワイルドな雰囲気駄々洩れのマリブの森。
一年を通じて緑が溢れています。
一応舗装されているのでスニーカーで大丈夫です。

登頂まではゆっくり歩いて25分ほどです。
頂上を右に曲がるとこの手のような木がむかえてくれます。

下りはキレイな道を行きます。
今までの緊張感を忘れ深く深呼吸ができる気持ち良い道です。

マリブポイントからはちょうど1時間の散歩道です。
ご興味ある方はご案内いたしますよ。