バリ研修 最終回

2017-04-08

DAY9

いざ!AMEDへ!!

前夜にパッキングを済ませ、7:30にはマデさんがお迎えに来てくれました。

ホテル前のブラワビーチは今日に限ってスモールのジャンクコンディション。本当にグッドタイミングです。

デンパサールの町のいたるところにはOghOghでボロボロになった人形が寝っ転がっています。

車はチャングーとは逆の東海岸へ。

景色は変わり落ち着く田舎な感じ。

日本人も大好きなクラマスポイントとチュチュカンポイントを過ぎると、タイムスリップしたような景色が。

今日はサーフィンするつもりは無かったのですが、ガイドさんのホームブレイクとなるジャスリ―ポイントに良い波が立っている。「mezurashii yo Takanashi san.jasry ni Bagus nami tatteru ne. yatta houga iiyo!」

というお誘いのお言葉に甘えて再びサーフボードを用意。海にはコマンが先に入っていました。他には地元の子供達。たぶん小学2~3年生くらいかな。ニコニコと満面の笑みで迎えてくれました。

ハイタイドに近くなり、バックウォッシュが入り始めていましたが、セットはダブル近いのが来ています。

突然!海底からバフッっとウミガメが出現。幸運の予兆か?

すると、同郷らしき日本の女性が二人。1人は上がってしまいもう一人が残っていたので話しかけてみます。

「日本のどちらからですか?」

すると「今は種子島にいます。出身は千葉なんです。」

「千葉のどこですか?」

女性は「勝浦」です。

「ええええっ!私も勝浦ですよ!」

と何と人口20000人もいない勝浦の人とバリの田舎でばったり遭遇。しかも家は1キロ圏内。

更に、女性のお父さんとは私の母は知り合い。

今回の旅にはいろいろな偶然が待っていました。まさか近所の人と会うとは。

 

我々は1時間くらいでサーフィンを切り上げ、目的地であるAMEDへ再び移動。

途中の山道には素晴らしい景色が待ち構えていました。ライステラスとヤシの木。

そして、AMEDに到着。AMEDは今までのサーフタウンとは異なりダイビングタウン。ダイビングショップが沢山ありました。

このようなワンドが沢山あり、波もなく絶好のダイビングポイントとなっています。

ホテルは、日本でいう古民家調のホテルです。いたってシンプル。冷蔵庫なし。TVなし。天蓋あり。ヤモリあり。最高です!

そうそうにランチを済ませて海へ。

ホテル前の入江では、スノーケリング、カヤック、SUP、釣りが楽しめます。

我々はSUPとスノーケルセットをレンタル。もちろん価格交渉は必要です。

マデさんはSUPを持参で一緒に楽しみました。とにかく水はキレイで魚やサンゴも豊富。そして安全!

私はSUPフィッシングに挑戦。タックルは持参してきました。

魚は沢山いるのにヒットしない。近くでは船もトローリングやっていましたが釣れていないようす。たぶん、時間帯とルアーは合っていなかったんですね。

すると、ビーチにいた家族が何やら騒いでいる。

「イルカー、イルカー、イルカー」

私は「何を?」と思っていると後ろではイルカの群れが行ったり来たり。皆大興奮。

すぐさまSUPで追いかけますが、追いつくわけありません。

でも、イルカと一緒にSUPできて最高だったみたいです。

夜はホテルでのディナー。エビやイカなどのシーフードも美味しいこと。子供達はまたしてもミーゴレン。

 

DAY10

今日でこのバリ研修も最終日。

時間がもったいない。私は暗いうちから釣り道具を準備し夜明けのタイミングにかけた。

ワンドの右側になる磯付近から開始。色々をルアーを試してみるが当たりなし。根掛りは沢山。

そこで、リーフフィッシングには評判の良いドリフトペンシルを投入。するとフォールと同時ににぶいあたりが。

その後も引く様子はなくビニール袋でもひっかけたかなと思っていたら。

それはそれは美しいイカちゃんでした。バリで初の獲物です。ガイドさんがホテルのマネージャーのところに持ってゆく朝飯にそのフレッシュはイカちゃんが出てきました。コリッコリで美味しい!

他にも朝食には沢山のフルーツが。特にバナナは美味しいですね。バリバナナ。たぶん。

さっさと朝食をすませ、海へ。

昨日もキレイでしたが今日は更にキレイで魚も豊富!!母も夢中になりスノーケリングを楽しんでいました。

水面で毎日大量にワニャワニャしていた魚の正体はカツオでした。カツオが口を開けたまま小動物を吸い込んでいる様でした。

IMG_5083

お昼まで海で遊び、我々は最後のミッションとなるウルワツ寺院でのケチャへ。

学校の遠足に遭遇。このスタイル日本ではNGですね。

ジャスリ―まで戻ると天然塩を作っているところがあったので立ち寄り。おじいさん、バケツを担いで海に入り汲んできた水を砂にまき散らす。これで塩をとるそうです。不可思議。

途中のランチはサヌールのワルンで。ここでも子供たちはナシゴレン。ナシゴレン。

夕暮れ近し。マデさんが言うにはケチャは場所取りが大変だからお寺はささっと見て、場所取りをしろと。

会場に到着すると既に人・人・人。

ケチャが始まり何とも言えない雰囲気。海には太陽が沈もうとしています。幻想的なウツワツ。

IMG_5223

昨年はタナロット寺院で見ましたが、こちらのほうが若くてエネルギッシュ!

1時間くらいのケチャでした。この後が気が抜けないんです。ゆっくりしていたらお寺を去る車の大渋滞に巻き込まれます。終了したらすかさず駐車場へ行くことをおススメします。

 

ついに空港へ。

途中にスーパーに寄ってもらったら、その間にマデさんたらお土産まで私達に持たせてくれました。

本当にきめ細やかなケアでサービス慣れしている私達日本人でも満足できるサービスを提供してくれます。

マデさん、コマン、マデさんの兄さん、ありがとう!また、会う日まで。

Terima Kashi!!

バリ島行った方ならご存じのカフェにもちゃんと爪痕を残してきました。マデさんの車にも。

ウルワツにも!!3枚くらい張ってきました。一番奥のワルンの上から2段目のワルンです。

とうとう私の11日間に渡る海外研修も終わります。

今回の旅、波に当たったこともさることながら、驚きの出会い・再開がありました。バリの神様が引き合わせてくれたのでしょう。

また、来週にでも行きたいくらいです。

最後に、2つばかり。

私の趣味の一つであるトイレ写真コレクション。

それとこれ。

ボードケースには2本のサーフボードが入っていました。更に梱包したサーフボードをボードケースにぐるぐる巻きつけてこれで1つの荷物として運ばせていました。恐るべしオージー。