始まります。MALIBU POINT シーズン3

2021-01-31
シーズン3の幕開け

いよいよMALIBU POINTもシーズン3に突入します。

「何でシーズン3?」とお思いの方にこれまでにあらすじを。

「シーズン1 1994年」

当時私は大学2年生。学生の私は学費を稼ぐためにスニーカーショップとして現在お店のあるこの場所でMALIBU POINTがスタートします。

勝浦には国際武道大という体育大学にあるのに、若者が好むような洒落たスニーカーを取り扱うお店がなかったので、NIKE、Reebok、NB、airwalk、VISON、VANSなどを提供できるお店をオープンさせました。

当時、雑誌Fineのライターをやっていた故大野薫さんに父が声をかけてくれFineなどでも取り上げられるとともに、薫さんのススメでPineappleBetty’sのサーフボードの取り扱いもスタート。

90年台のBetty’sといえばツインフィンと逆シボレー

薫さんから「コンサイメントでいいから」と言われボードを数本預かりました。

中には「この2本はクロードが取りに来るから」と言われたボードも。(写真右の2本)真木クロードさんのボード。

とやっている内にスニーカーをサーフボードを取り扱うお店になりました。

お店の内装も全て自分達でやりました。近未来的な感じにしたかったので壁はシルバーに塗ったトタン板をはり、ギラギラシルバーの店内。

レジカウンターにはターンテーブルも

お店の奥の棚にはコールハーンのクロコダイルのドレスシューズ30万円も売るお店です。

学校もあったので店番は母がやることが多く、あとは後輩たちに押し付けて私は海にいることが多い毎日。

買い付けと称し、学生ながら毎年ハワイやオーストラリアに行き見分を広め一生懸命遊びました。

時は1995年。空前のスニーカーブームが日本を襲う。時同じくして私はオーストラリアはシドニーに。そこには日本で枯渇していたNIKEのAIR MAX達がずらりと並んでいました。

しかも見たことない限定カラーも。持ち帰れる限りのAirMaxを買い込みましたね。それをお店で販売しましたがあっという間に完売。なんてこともありました。

やがて私も4年生。お店は学生の時だけと決めていたので卒業とともに閉店。私はサラリーマンとなりました。

当日も3階に住んでいた叔父には本当にお世話になりました。今ここで商売で来ているのも叔父がこの建物を作ってくれたからです。

「シーズン2 2014年」

初代のMALIBU POINTから20年後の2014年。

またこの場所にオープンしたMALIBU POINTは物を売るお店ではなく体験を売るお店としてアクティビティ、宿泊、ヨガ教室、物販を提供します。

看板もない。何にもないお店でしたが笑顔だけはありました

今年で8年目を迎えるMALIBU POINT、色々な出会いや別れもありました。

お客様との出会いはMALIBU POINTに様座なな変化をもたらしました。

軒ができた
楽しい夏の時間は毎年やってきます
みんな大きくなりました
子供を対象としたカルチャースクールも
地元の高校生が描いてくれたシンボル
変わらぬ夕日

この場所は私もとっても愛着があり、好きな場所です。高校生の時は受験勉強をするのにこの2階に住んでいたこともあります。

そんなこの建物も40年近くたち老朽化や塩害による腐食がすすみ、取り壊すことが決まりました。

私達は次の場所を探し、これまた絶好のロケーションにその場所を見つけました。何とそこはここから4軒となり。

「シーズン3 2021年6月」

詳しいことは徐々にお伝えしてゆきます。

今よりお客様がより快適に過ごせるような工夫をします。勝浦の海の魅力は引き続き発信し続けます。

1/30 地鎮祭が終了

いよいよ明日2/1より着工です。

建築は幼稚園からの同級生で大工の友人に頼みました。

建物に関しては細かいプランは無く、できてから徐々に私はお客様で手を加えてゆきます。

いつまでたっても完成することはないでしょう。

海好きにとっての夢の国になるように。

海岸の美化と合わせて商品となるように。

MALIBU POINTの第3シーズンが始まります。と同時に第2シーズンに終わりが近づいています。