道具としてのサーフボード

2016-12-23

皆さま、こんにちは。

明日はクリスマスイブ、子供達は冬休み突入。大人たちは師走で大忙し。

でも、明日は波が期待できそう!

私達が海で遊ぶのも様々な道具が必要となります。

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釣りなら竿やらリール、潜りならフィンやマスク、磯遊びでは網やバケツ。そして、波に乗るならボードが

必要な道具となります。

人の知恵や力、経験を道具を通じてパフォーマンスとして発揮し遊びを楽しいものにします。あなたの持っている能力を最大限引き出すための道具でもあります。いっくら道具が良くても自分が持っている能力以上のパフォーマンスを発揮することは難しいのでは。

良い道具とはそういうものであったり、自分の存在するレベルを一段階上へと導いてくれるものでは。

だからこそ、道具は大事なんです!

そこで重要となるのが「自分にあった」という考え方です。

皆さんもご存じの通り、ケリー・スレーターのボードに乗ったからといって、ケリーと同じサーフィンができるようになるわけでなく。

確かに、ケリー気分は味わえますが。

「ケリーと同じ板じゃないとケリーの技はできないでしょ!」これ、確かに!そうだと思います。それって、ケリーが使っている道具がケリーの体型・筋力・柔軟性・経験・感性・技術・思惑に合致しているからってことですよね。

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それだからボード選びって難しいのだと思います。

まず、自分の情報をシェイパーに伝えるということが難しい。いつも海で会って一緒にサーフィンを楽しむような関係性って非常にまれです。大抵は、オーダー用紙に書かれた情報ってのが精いっぱいの情報源。

後は、シェイパーがそこから吸い上げた情報をイマジネーションという脳内にあるコンピューターを使って処理し、その人の身体的特徴や理想にできる限り近い、ボードの形を創り上げます。

オーダー用紙という限られた情報源だから時には、「あれっ?」というボードが手元に来たりすることもあります。

だからシェイパーにはできるだけ多くの情報をもってもらいたいところです。

マリブポイントでは、オーダー用紙の情報だけでなく、できる限り体型やサーフィンの癖などをビジュアルでシェイパーに届けたいと思っています。

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3surfboardsのシェイパー達

2017年はできるだけ多くの情報をシェイパーにつたられるように、シェイパーに勝浦に来てもらいお客様の

多くの情報を処理してもらい、「あなたに合った1本」を作ってもらえるようにします。

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