3surfboards”ISO”モデル

2017-04-13

久しぶりの波と完璧な天気で4/12は気持ち良い1日となりました。

私は大波を期待し5:30に起床。6時にマリブに到着。波は「mu・・・」潮が多すぎ。

でも人もいないしせっかくの早起きだから入ろう!

新調した上半身にパイナップルのプリントをあしらった3mmの新調したウエットスーツに

袖を通したものの人目が気になる。

周囲の視線を感じながらパドルアウト。気になって波に目が行かない。

そういえば、帰国後初サーフィン。ボードの性能を確認するチャンス。バリでは波大きくてそれどころじゃなかったので。

マリブの波での初サーフィングとなる3surfboardsの”ISO”モデル。この名称「磯」ですが「アイエスオー」と呼んでください、そのほうが恰好いいので。

オレンジにブラックの目立ちたがり屋。

スペックは長さ5’11″、幅19 5/8″、厚さ2 7/16″とこの1代前のISOと同じサイズ。

ボトムデザインは深めのシングル~ダブルのコンケーブ(溝)。

今回変更したのは、レールのボリュームをやや落とし、テールは薄くなった分ロッカーを強く。

テール形状はスカッシュからスカッシュぎみのラウンドテールへ変更。

バリの波でもパーリングしたのは1本だけ。テイクオフは早いなと感じていました。ターンについては「バリマジック」で俺ってうまいね勘違いを起こす波だったので参考にはしません。

25本くらいの波に乗った総合的な感想です。

〇テイクオフでのボードの滑り出しは秀逸。いままより2漕ぎ不要。2~3回漕ぐと「スーーー」とボードが走り出します。

〇何といってもスピードが出る。詳しい分析はできませんが、ボードがどんどん前に前にでてゆきます。その要因の一つがコントロール性能だと推測できます。細かな体重移動やレース操作に反応してくれるので思ったところにボードが移動してくれることがスピードを生む原因となるのでしょう。

〇コントロール性能の高さ。上記にもありますが細かな反応があるので驚くほど素直にボードが傾きます。正直この性能にはまだ私が付いて行っていません。遅れています。もう少し乗り込んでボードの反応についてゆける私の反応感覚と身体反応を身に付ければ、更にボードの持つ「良さ」を私自身も感じることができるはず。

これは、そんなボードの性能がわかる1枚かと思います。昨日のコンディションでチューブにプルイン

するには波のハイラインを走れるボードでないと厳しい波でした。

この後はつぶされてしまうのですが、久しぶりのグリーンルーム?グリーン車?を体感できました。

これが3surfboardsのISOの特徴です。リーフブレイクでパフォーマンスが発揮されます。

 

最後に、このボード作っている人。香取さんと言います。ボードづくりに関する様々な知識をもとに、色々なテストを繰り返し、乗り手の望むボードだったり、サーフィン上達の助けになるボードを作ったり、時には期待以上の「何じゃこれ!!」を作ったりするボード制作職人です。

鎌倉在住でファクトリーもあっちですが、勝浦にも定期的に来て発注者と一緒に海に入ったり、コミュニケーションをとったりしながら納得の一本をこしらえてくれます。
来週くらいに来るのかな?