‘Surfboards’
ここ最近仕上がったサーフボード
昨年からの世界的なブランクスの不足も解消されつつあり、最近は順調に仕上がっています。










と続々とできてきております。
3Surfboardsのコンセプトは「勝浦以外で調子よい保証はございません」=勝浦では間違いなし!です。
勝浦の波をよ~く知っているシェイパーだからこそできる波に合わせたサーフボードデザイン。そこに個人の情報がプラスされるので勝浦で良いのは当たり前です。
只今ご注文いただいてからできるまで約45日となります。一部8Fちょっとのブランクスの入荷が遅れていますがさほどでもありません。
これから夏に向けて自分の好きなボードを作ってみてはいかがですか。
マリブポイントには特別な割引制度があります。
「大人割」・・・サーフィンに対する情念をお持ちの大人が対象。85000円~
「学割」 ・・・学業に励んでいるあらゆる学生が対象。75000円~
アメリカブランド以外にも値上げの止まらないサーフボード。ちょっとしたサーフボードはショートボードでも30万円近いと聞きます。
3Surfboardsなら3本作れちゃいますよ。
またTWINです。しつこいです。
しつこいようですが、今の私のブーム、一押しは大き目の尾びれのTWIN FIN Surfboardsなんです。

こちらのボードはこの頃私がよくよく話をするTWIN FISHボードです。
これは今朝水揚げされたばかりの新鮮なお魚。
なぜこんなにTWINの話をするかというと、
それは
①マリブの波にとてもフィットするから
②私の年齢(今年48)体力、気力を考慮するとちょうど良いバランスをしているから
③乗っていてとても気分よくサーフィンできるから
④今まで苦手だったアクションがいとも簡単にできてしまうから
⑤乗るほどに愛着がわく(なぜかスラスターにはない感情が沸く)
と色々とあるから皆様のおススメしています。

今回水揚げされたお魚は、5’4”と丈は短いですが体高がありたっぷりと脂がのっています。新鮮な魚の目印の身体の反りも強いですよ。強ければ強いほど大暴れします。

TWINにはTWINの乗り方があり、その乗り方ができればTWIN FISH特有の美しいラインが描けます。
私はそれが苦手。
30年以上3枚歯に慣れ親しんできたためどうしても3枚歯のように乗ってしまいます。TWINを巧みに扱うプロサーファーに「どうしたらTWINでキレイにのれますか?」と聞いたところ「女性を扱うようにや・さ・し・く」とのこと。
やっぱり私には向いていないのかな。

そこで私は色々と試してみました。昨年の今頃は足にギブスを巻き松葉杖生活。
今年の冬はかつてないほど波に恵まれているので色々試すのに絶好のシーズン。
主には
①後ろの手の使い方
②後ろ足のスタンス
①は特に肘の高さと手のひらの向き。これはスラスターでも共通することですがこの手の使い方で加速や重心が変わります。
②はできる限り後ろへ。ボードのへこみ(フットマーク)を見るとわかりますが後ろ足はリーシュカップのすぐ近くを踏んでいます。土踏まずはボードの割れ目の上。
上記の2つを意識することでマニューバビリティーが格段に上がりました。
ボトムターンに始まり、カットバック、オフザリップ、フローターそしてミニエアー。
サーフィンが変わりました。
まだヘマすることも多いですが、多分いままでになかったラインどり、スピードを獲得することに成功しました。
よくレールでのサーフィンを習得するにはTWINが一番練習になるといわれますが、その通りなんだと思います。
ボリュームあるTWINなので全ての動きに余裕をもって対応できます。少しだけ考えながら乗ることができます。

すぐに乗ってみたいという方のために長さは5’4” 幅20 1/2″ 厚2 1/2”で仕上げました。これはシェイパーのおススメディメンション。
このモダーンツインは長くても6’2”くらいまで短めがおススメです。そして特徴的なのはノーズロッカーです。
最も強いノーズロッカーがとれるブランクスを使用。可能な限りノーズを反らせます。
ボトムはVeeでクラシックですがテールエリアのエッジはバッキバキです。
マリブや松部などのリーフを攻めるのではく、楽しめるボードに仕上げてもらいました。
なぜなら3Surfboardsは「勝浦以外で調子よい保証はございません」=「勝浦では間違いございません」ですから。

2021 UNCLE DOVY誕生
予告編は流していましたが、こちらが公式リリースとなるDovy5部作の第3弾。
Dovy Mini Dovyときて Uncle Dovyの登場です。3年ぶりとなる新型Dovyのコンセプトは
「いつでも優しいドビーおじさんは、いつもかっこよいボードを小脇に抱えてマリブのビーチから波を見つめている。
ぼくの大好きなドビーおじさんの海を見つめる目には赤い炎が宿っている。
ぼくもいつに日かおじさんみたいになりたい。」
子供達にとってあこがれのの存在となるドビーおじさん。
若かりし頃は、ろくすっぽ沖にパドルアウトすることもできず、ちょっと波が大きくなればビビッてしまい、いろいろは用事を見つけては海に入りたがらない。

そんなドビーもDovyとうボードを手にするととたんに波に乗れるようになり、サーフィンが楽しいものへの変わってゆく。
やがてちょっと上達したドビーは調子にのって仲間達とインドネシアトリップへ行くも、Dovyの長さに手間取りガイドと一緒にベビーリーフが精いっぱい。
日本へ戻ったDovyは思った。もっとコンパクトなボードに乗れないと海外トリップを楽しめないな。
そこで誕生したのがMini Dovy。波がえぐぐなってきた来たりサイズアップしてきたときに本領発揮するこのボードでドビーはマリブのマキシマムサイズに挑む。
結局うまく乗れなかったがドビーはここで一皮むけます。

時を経てドビーは仲間達と海をサーフィンを楽しみながら歳を重ねてゆく。
諸先輩たちのポンコツぶりを見ながらいつかは自分にもそんな日がやってくるのだろう。そんな不安を払拭してくれるのがこのUncle Dovy.
十分な浮力を備え、ノーズには美しい反りが入り、ボトムはゆるいVeeで遅くなった自分の反応もフォローしてくれる。
フィンはお好みでツイン、スラスター、クアッドとスタイルに合わせて。たぶんツインキールも面白そうですね。
こちらの初号機はクアッドです。縦の動きより大きくて優雅なカーブを優先しました。
長さは6’10”あるので大混雑のマリブでも小僧たちをぶち抜いて涼しい顔して奥からテイクオフ。
6’6”~7’8”くらいまでがおススメレングスです。

この初号機は赤です。シャー専用機の赤です。
作ってしまいました。
20年ぶりに赤いボード。
2021新型 Uncle Dovyはマリブポイントで実物を触れます。
子供達の憧れになるようなスタイルをUncle Dovyとともに。
