SUPでプチアドベンチャー

2017-05-13

5/10にDA HUI JAPANの鎌田さんか「ミチくん、土曜日夕方にロングディスタンスやろうよ」という電話。

鎌田さんとは先日の勝浦湾縦断を行ったばかり。

鎌田さんはボクシングしたり、ロードワークしたり、水泳したりと普段から体に磨きをかけているウォーターマン。

私はというとトレーニングは苦手なので、お客様とSUPのクルージングや波のある時にサーフィンをする程度。

「ええ?どこまで漕ぐのだろう?」不安が先走り。

5/12鎌田さんは15時にマリブに到着。「ミチくん、行こう!行こう!」と車から降りるやいなやお着替え。

私は、18時から予定があり17時には上がってこないといけない。いっそいで私も着替えてボード用意してビーチへ。

15:20にはスタンバイ完了。東風が吹き始めている。東の空は曇り気味。行は良いが帰りが辛いコンディション。

直ぐにスタート。

相棒は、SAWARNAのGTR12.6、パドルは最新モデルのEFU-ONE85。

南西風の時の移動先であるメガネ岩の先にある黒鼻まで順調。その黒鼻に近づくにつれ色んな角度から流れが入りはじめました。たいした風ではないのに水面はザワザワし海底から突き上げているようなウネリがボードの下から突き上げてきます。

既に足はガックガク。

黒鼻をこえると吉尾の港が右に見えます。が、見ている余裕はありません。

そのまま進むと東洋一の海中展望塔「勝浦海中公園」。近くで見ると意外に大きいですね。

展望塔の最上階にいる人達がこちらを覗いています。

いよいよ最後の関門。鵜原「理想郷」。理想郷の沖合には平らな磯が露出しており磯にあたっらウネリが跳ね返り海面はボワンボアン。ガッシャガッシャ。

しかし、絶景です!海から眺める理想郷はその名の通りユートピア。海にそそり立つ崖はもちろん天然物。

長い時間をかけて風や波で作られた造形美は人間の手では作り出せないものです。

いよいよ目的地の鵜原海岸。

シンボリックな烏帽子岩を超えて見えてきたのは鵜原海岸。

ここで一休み。

用意してきた大塚製薬のエネルゲンとアルプロンの最強アミノを一気にあおり、元気回復!!

帰路につきます。

せっかくなので理想郷の入江に侵入。

いつも上からしか見たことのない下の景色の中に自分がいる。逆に上を見上げる不思議な感覚。

すると発見!岩に穴ぼこ?なぜ?どうやって?これも自然のなせる業。

入江をでるとまたまたビックリ!

海の上にメルセデスベンツを発見!!これがちょっとシュールでカッコイイ。

なんて少し余裕が出てきました。

行きと身体が違います。全身の筋肉や関節は温まりようやくエンジンがかかってきた感じ。久しぶりに感じる高揚感。アドレナリンなんでしょうか。

たぶん帰りのほうがスピードでてましたね。

そして17時。ゴーーーール!!!!!

クーリングダウンをする間もなく、着替えて18時からの集まりへ。

今回のプチアドベンシャーで色々なものを発見しました。

しかし、沖合に出たり長距離を漕ぐ場合は絶対に油断はできません。風やウネリ、流れなどの気象条件はもちろん常に考慮したうえで、漁船などの航路を妨げないようなコース取り。船の航行の少ない時間帯など選ぶこと。

なにより万が一の場合に備えた携帯電話などの用意。そして、経験と体力と感など多くの準備が必要です。

既に本格的な海シーズンは始まっています。場所がどこであろうと無謀なチャレンジや無計画なチャレンジは事故を招きます。その土地にあるショップやローカル達のアドバイスや指示に従って安全に海を楽しんでください。

良いビーチライフを!