Posts Tagged ‘バリアン、エアポートレフト、ワルン、イタリア、ピザ、LAY DAY、SALT&STONE、オーガニック、マリブポイント、バリツアー、’
Bali旅 2023 クタ編(3/9~10)
レンボンガンからもどり私達はサーファー皆様にはおなじみの「グランドイスタマラナ」にチェックイン。私は2度目となるこのホテルの特徴はその大きさ。

そして素敵な深いプール。バリのプールは日本では考えられないくらい深いです。
ここは隣にはビーチウォークというモールもあるビーチサイドの繁華街。客室内設備も日本とかわりません。敷地内にはレスランはもちろんタトゥーショップまであります。
若者たちはお買い物に街へ。私達はプールでのんびり。

敷地内にはリスがたくさんいて餌付けもしています。
こんな立派なガジュマルも。

この辺でも歴史あるホテルの一つです。中国人オーナーなのでいたるところで中国を感じます。
最終日の朝。
山田さんには大事なミッションがあります。彼だけワクチン接種が2回のため、帰国するにはPCR検査が必要です。もちろんガイドのマデさんが検査の予約など手を回してくれています。
山田さんは馴染みとなりつつあるBIMCへ再び。

朝8:30に検査して病院を出てきたのは8:40。みんな3回以上接種しているのでPCR検査受ける人はいないそうです。そして結果は早ければお昼、遅くとも夜9時までにメールで知らせてくれるとのこと。
山田さんは結果が出るまでは生きた心地がしません。
そんな中、時間つぶしに最後のサーフィンへ。
最後はJさんからのリクエストもありジュクンに乗ってトロトロへ。

我々が到着したのがちょうどお昼だったのでサーファー達はみんな帰ってきてしまい、海は空いています。エアポートレフトは頭くらいのファンサイズ。私と三宅くんはグーフィーフッターなのでここで下船しレフトポイントへ。

Jさんと山田さんはライトかトロトロへ。
しかし、ハイタイドのためライトとトロトロはブレイクしておらず、レフトへ戻ってきました。
レフトはややサイズアップしアウトで待っていればいい波の乗れる状態。
私はARAKAWAのStunGun6’4”なので沖で一人、セットはほぼいただくことができました。やっぱり長めのボードが1本あると良いですね。特に旅の後半は疲れてくるので眺めのボードで波とり競争から抜け出したくなります。






今回のボード
三宅くん 3Surfboards ISO 5’9”
山田さん 3Surfboards MP-MID 7’2”
Jさん ARAKAWA AVIS 8’6”
高梨 3Surfboards ISO 5’10”
ARAKAWA STUNGUN 6’4”
これは今年49歳となる私個人の感想です。
波が小さいときやビーチブレイク用の短くてボリュームのあるボードが1本あるといいです。オージーやローカルを見ているとミニボードが調子良さそうでした。ミニボードで頭くらいまでは十分やれていました。
そして頭超えてセットから逃げるスチュエーションになってくると、パドルも早くてドルフィンもできるくらいのSTEP UPくらいのボードが威力を発揮します。しかも、旅の後半は疲れてくるし、2R目はヘトヘトだからこのくらいのボードは1本あるととっても良いです。
今日本で流行しているようなMIDレングスのボードはほとんど見かけることがありません。エッグノーズだとしてもハイパフォーマンスのエッグノーズだったりしてます。ドルフィンができるのが条件のようです。
次回もってゆくなら、ハイパフォーマンスツイン5’9”くらいを1本と6’2”~6’6”くらいのSTEP UPの2本です。
クラマスやチャングーでパッキパキのサーフィンするなら違うチョイスとなると思いますが、バリアン、レンボンガン、ウルワツなどではこんな感じのチョイスが私の歳には良いかと思いました。
ちなみに、ガルーダインドネシアではサーフボードケース1つであれば3本だろうが4本だろうが追加料金はありません。
帰りの飛行機は夜の0:10発なので、通常時間でホテルをチェックアウトしてしまうとシャワー浴びたり、パッキングしたり、のんびりする時間がないので私達はデイユースでホテルを使います。
12:00~18:00で一部屋3500000rp(3500円ほど)なのでとっても快適です。
イスタマラナをそのまま延長したかったのですがこの日は団体利用があり満室とのこと。
そこで初日に宿泊したお隣のバリバンガローホテルへ徒歩移動。
マネージャーは気さくで「すぐにチェックインしてもいいよ」とのこと。


さっそくチェックインしプールタイム。これも最後のプールタイムです。
お買い物チームはレギャンへプールチームはのんびりと。

だれもいないのでこんな写真も。
私は仕事もかねているので商品の撮影はばっちり行ってきました。



やがてお別れの時が。
荷物を車に詰め込み、私達は最後の食事へと。


21:00空港に到着。
手違いでコマンとは会えませんでしたが、空港でマデさんともお別れです。
今回も最初から最後まで本当にお世話になりました。特に山田さんがお世話になりました。
コロナでとってもきつい3年間を過ごしてきたにも関わらず、これまでと変わらぬ笑顔とサービスで私達を向かてくれました。毎回この人たちの笑顔を見たくてこの島を訪れてしまいます。
私達の頭の中は次のバリ旅のことがよぎっています。どんな旅にするか、いつ行くか、誰といくか、何を持ってゆくのか。
マデさん、コマン、また行きますよ!
できれば秋に!

Bali旅 2023 レンボンガン島・チェニンガン島編(3/7~9)

3/7朝。
山田さんは徐々に調子を戻し固形物も食べれるようになっています。
レンボンガン島への船はサヌールにできた新しいハーバーから出ます。朝9時の便なので渋滞を考え6時スタート。
レゴンケラトンホテルは私達のためにテイクアウト用朝食を用意してくれていました。このホテルは毎回このリクエストに応えてくれます。
薄明りのなかチャングーを出発。
20分ほどでマクドナルドに到着。たぶんサヌールかな。
朝マックのこの旅の楽しみの一つで定番コース。山田さんが食べれるものがあるか心配でしたが、ありました!「ブーブル=おかゆ」。朋子先生もおかゆ大好きなのでマックのおかゆを注文。
これがとっても美味しい!!とのこと。是非お試しください。

間もなくボート乗り場に到着。
その大きさと派手さにびっくり。1年くらいでできてしまったそうです。日本じゃ考えられませんね。
チケットは前日の購入していたのでチェックインして乗船待ち。ここでもすごい人。

ペニダ島とレンボンガン島行きの船はほぼ半々くらい。沢山の観光客が船を待ちます。

ここでもQRコードのついたチケット。
スムースかと思いきや、待たされること1時間以上。自分たちのボーディングタイムがこないと中に建物の中に入れてもらえません。入場リストバンドが事前に配られるのでトイレには入れます。

足を濡らすことなくボートに乗り込み約40分の船旅。
船酔いしやすい方は後方座席がいいですよ。今回前から2列目でしたがとっても揺れました。


到着。
ここレンボンガン島は1週バイクで40分ほどの小さな島です。世界地図では・のようになっています。ちゃんと舗装された道はなく昭和の裏路地みたいな道路がメイン道路。海岸線には多くのヴィラやホテル、バンガロー、レストランが立ち並び、静かながらも都会の人の心を満たす要素も備えています。
私の好きな島の一つでもあり、バリ島を訪れるたびにやってきます。
ここからは今まで通り、ボートは港でなく砂浜に着岸するのでサンダル脱いで膝上まで水に入りながら歩いて上陸。
今回の宿はPAUS PUTIH HOTEL。PAUS PUTIHとは白クジラという意味。
ボート乗り場のすぐ近くだから徒歩でもいけるのかと思いましたが、マデさんが「バイク借りるね」と。そこで簡単な道のりでないことが判明。すぐ隣ですが道がないのです。


レンタルバイクは島のどこにでもあり1日1台100,000rp(約1000円)ほどで、国際免許もパスポートも不要でお金払えばその場で貸してくれます。110~120ccくらいの馬力もあるスクータータイプのバイクです。二人乗り前提仕様なのでシートは長いし足置きのステップも標準装備。

この島は車も少ないので小学生達もバイクに乗っています。荷物は軽トラよりやや大きいトラックでホテルまで運んでくれます。こちらは200,000rp(約2000円)でした。
*注意:車は少ないですが道路の舗装状態が険しいので砂利で転ばないように注意が必要です。脱輪も。
隣なのに山道を走ること10分。NON渋滞最高!!
今回の宿に到着。


宿のマネージャーが笑顔で迎えてくれすぐにチェックインができました。11時くらいだったかな。



白で統一された建物と客室内は清潔でエアコンも調子よい。バリアンもそうでしたがTVはありません。
全てのベッドには天蓋がつけられリゾート気分満載。
この宿でほしかったのは冷蔵庫。小さくても冷蔵庫があればさらに良し。
もう一つ、シャワーの水量が弱いです。なかなかお湯にも変わりません。
レストランではいつでもトロピカルプランツに囲まれながらビールと食事が楽しめます。

プールからはレンボンガン島ならではの景色が楽しめます。

この島はいたるところに映えスポットがあります。ブランコとかこのようなフレーム、ハート形のベンチなどなど。映え島です。
もちろん人工的でない天然映えポイントも沢山あります。



崖好きにはたまらないであろう崖がいたるところに。しかもどこにも柵はみあたりませんでした。やはり落っこちる方もいるそうです。
崖下の海には小魚・中魚・大魚が群れています。釣りしたかったのですが足場が高いので10F以上の竿が必要です。また釣れた魚を引き上げるにはギャフが適してます。私達のロッドは7F~9F。ちょっと長さが足りませんでした。

今回のレンボンガン島、偶然にも初めてこの島を訪れた時に利用したワルンとホテルの隣でした。そんんことに気づくにはボートで海に出て島を見てから。
「あれっ?見たことあるな?」という景色ばかり。「そういえば!!」とう気づき。
何だか原点に返ったように気分で嬉しくなりました。


この島で一番有名なポイントがSHIP WRECK(沈没船)ポイント。10年くらい前まではここに座礁した沈没船が放置されておりその船の脇から波の乗れるポイント。ウネリにも敏感で他より1サイズ大きくなります。そして強烈なカレントがここの特徴。どんどんピークのインサイドに流れるので気を抜いているとセットをくらいます。
前回私もここで私の経験の中では最大のインドネシアの波を経験しました。生還できた喜びを今でも忘れません。

そして昨年再び船が座礁しました。船はどうにかこのクレーン船で引き揚げされましたが今度はこのクレーン船が座礁。
そのまま放置されています。
ウネリは小さく上げ潮になっても腹・胸。私達は隣のチェニンガン島へ移動しました。

10分ほどで隣の島チェニンガンに到着。
あいにくの満潮でしたが波はブレイクしています。波の背からしか見えないのでサイズがわかりませんで人も少ないので入ってみることにしました。

波は腹胸だったのがどんどんサイズアップし頭ちょいになり最高のコンディション。90分ほどサーフィンして終了。Jさんと山田さんはそのまま船でフィッシング。大きなバラクーダらしき魚がボイルしっぱなしでしたがカレントが強く船が近づけませんでした。
このポイントもとってもキレイで風の影響もうけにくい場所です。当初この目の前のヴィラに滞在するつもりでしたが、レンボンガンからこの島に渡るにはバイクのみ。車では通れない橋です。
荷物の多い私達は断念。レンボンガンステイにしました。
そして宿に戻り、プールで体をほぐした後は、再びバイクでツーリング&ディナー。
マデさんか絶景ポイントをいろいろめぐってくれました。

島の風が心地よくバイクでのツーリングは最高のアクティビティーとなります。




そして迎える夕方。
マデさんのおすすめでシーブリーズレストランへ。

レンボンガンとチェニガンの間にあるシーブリーズレストランからの夕日は特別なものです。近くのローカル家族が犬を連れて水浴びに来たりそこでサッカーしたりと素朴なバリ島の昔の景色がまだ残っています。
ここで私達は気づきました。
この島での夕日タイムはとっても長いです。何故だかわかりませんが、サンセットタイムに入ってから暗くなるまで2時間くらいあります。日本だと40分くらいキレイでその後は真っ暗になりますがここでは、さまざまな色をした空が次々ややってきて、私達を楽しませてくれます。
この瞬間だけで50枚以上の写真を撮ってしまいました。



このワルンにはハンモックやブランコ、個室、ライブステージそしてビーチまでもついています。
この日も地元ミュージシャンがライブパフォーマンスで盛り上がっていました。
そしてここは食事が美味しい!!!!!
待ち時間はどこでも一緒。結構待たされますが出てきた食事はどれも美味!おススメです。


毎日がビーチパティーとなるパラダイスアイランド。
帰り道は街頭なんてないのでご注意ください。たまにライトのつかないレンタルバイクもあるので。

翌朝も快晴。ホテルからアグン山がはっきり見えます。
朋子先生はプールサイドで朝のお勤め。



いよいよこの島を離れ帰国にむけて準備しなくてはならなくなりました。
今回もいろいろな経験ができたレンボンガン島。スノーケリングができなかったので心残りですがそれは次回のお楽しみ。

最後はレンボンガンスタイルで乗船。
濡れるのでサンダルが必須です。
途中3度ほどスクリューにゴミが絡まったらしくストップしましたが無事バリ島へ戻ってきました。
旅もいよいよ終わりに近づいてきました。
最後はクタエリアで過ごします。
Bali旅 2023 チャングー編(3/4~6)
私達は朋子先生とあかね、三之助が到着する空港へお迎えに。

朋子先生たちを乗せた飛行機は予定よりちょっと早く到着。
朋子先生たちもマデさん達との再々を喜びました。ゆっくり食事でもとりながら積もる話もというところでしたが、体調不良の山田さんがいるので即チャングーのホテルへ向かいました。
それがなかなかの渋滞。サンセットタイムにも間に合いそうにありません。渋滞の原因は最近オープンした巨大ビーチクラブATLASと隣にあるFINSへ向かうツーリスト達の渋滞。
ホテルに着くころにはあたりは暗くなっていました。
ホテルの庭では結婚式が行われており、どんちゃん騒ぎになっていました。

その横っちょで私達は再開をビンタンで祝いました。
このホテルは初めてバリに来た時から使っているホテルです。目の前がサーフポイントでプールから海へエントリーできる理想的な立地なんです。当時はFINSもATLASもなく静かなものでした。

翌朝はホテル前のポイントで軽くサーフィンし、あとはのんびりと朝食とプールタイム。このプールが気持ち良い!

普段あまり本読まないのですがうっかり読書してしまうような環境です。エアコンも調子良いし、食事も美味しい、スタッフも笑顔だし衛生的で優れた宿ですが、ビーチクラブの音楽がちょっと気になります。
この日は13時にマデさん達に迎え来てもらい観光です。タナロット寺院とケチャを見に。
ランチはライステラスを見ながらインドネシア&中華料理のMie88というワルンへ。山田さんの体調も戻り始めています。

完全におっさんチームとヤングチームが分かれています。
今回ヤングチームのためにと日本からモバイルWi-Fiを持参。これがとっても便利!!充電も長時間持つので安心して通信できます。どこにいても通信可能。これが現代の若者には必要です。
おっさん達はWi-Fiつながんなくても、気にしない。困らない。かえって都合よい。

私は3回目かな。バリでも好きなお寺です。時間があれば訪れます。
今回は翌日が満月のお祭りってことで皆さん準備していましたね。
そうそうタナロットに来る前にスミニャックによってじゃらんじゃらんしてきましたが、スミニャックも人が多かったですね。焼けてしまったビンタンスーパーマーケットもキレイに建て直されていましたね。

ちょうど夕日の時間だったので夕日を楽しみながらケチャを見ることに。
最後にケチャ見たのはウルワツ寺院でしたがその人の多さに圧倒され、もういいかなと思っていましたが、初めての学生もいるので見ようということでタナロットで。
私はタナロットでのケチャは2度目となります。1度目はなんだか駐車場みたいなところでこじんまりとしたケチャでしたが、今ではケチャ会場ができていて屋外劇場のようなところ行わていました。

お客様の数も少なく開放的な環境で夕日をバックにケチャを鑑賞。初めに日本語で書かれたストーリーを渡され予習。

炎が入ると一気にクライマックス。
大迫力!さらに火の粉も飛んでくる。会場は大盛り上がり!私達はハヌマーンに絡まれるし。

久ぶりのケチャに見入ってしまいました。個人的にはここのケチャが好きです。白毛サルも。
最後は記念撮影もしてくれてとっても楽しい時間でした。
帰りにDeusによったり周辺をじゃらんじゃらんしました。Deusではカフェでライブが行われていて盛り上がっていましたね。私はサーフボードを見たかったのですが在庫は3本しかなく残念。バリのサーフショップ全体にボード不足が起こっているそうです。まだ材料の供給が間に合っていないのかな。

ここまでで1ダースは飲んでますね。汗がビンタンのにおいになりそうです。
明日の夜は満月です。バリでは満月と新月にお祭りをしているそうです。バリの神様は毎月大忙し。
明日は満月祭りです。
朝ホテルのレストランで朝食をとっているといつも以上にスタッフが多いし、しかもピシッと正装しています。男性は白装束、女性はタイトなドレス。
レストアランからは庭になる祭壇へと沢山のお供え物が運ばれてゆきます。



私達はお気に入りのプールにつかりながらその様子を観察。どんどん人が集まりほぼ全スタッフが祭壇に集まり皆楽しそうに談笑しています。


とても微笑ましくなる光景でした。毎月2回は訪れるのに毎回こんな楽しい感じで祭りを続けることができるというのは信仰の深さなのでしょうか。

道路は各地でお祭りが開催されているのでそこかしこで渋滞。ヤングチームはコマンに連れられてヨコマスでサーフィンしたのですが帰りが渋滞に巻き込まれなかなか戻ってこれません。
山田さんは再び体調悪化。もうダメだということで救急病院へGo!

山田さんはホテルのようにキレイな救急病院BIMCにチェックイン。日本語対応してくれるドクターに診察してもらい点滴で治療。原因はわかりませんが症状は胃腸炎。
この日私達のミッションは翌日からのレンボンガン島へ行くためのボートのチケット確保。それがまたサヌールへ行かねばなりません。
ヤングチームが戻ってきたのですぐにチャングーを出発。渋滞を避けながらサヌールの「港」へ。
「港」ですよ。これもつい最近できたばかり。G20に合わせてつくられたマリンハーバーからペニダ島とレンボンガン島へ行くパブリックボートが出る波止場。
チケットを手に入れることができ、ホテルへもどります。
夕日に間に合うかな?
道路は渋滞。渋滞。渋滞。



間に合った!!!!!
美しい夕日をホテルで楽しむことができました。何度見ても良い夕日です。
チャングー最後の夜。

ディナーはホテルレストランで。
と、そこへ何と!柳さんが来てくれました。
柳さんは松部でよく合う方で、古くからインドネシアに通っている方。松部でタイミングあったらバリで会いましょうと話をしていたら本当に来てくれました!しかも渋滞するクタからバイクで。

とこんな感じで私達の旅はサーフィンだけでなくその国の風土や文化を楽しむ旅なのです。山田さんが救急病院へ運ばれるのもアクティビティの一つ。バリバラでお腹ピーピーになるんのもその国の風土の一つ。
明日からはパラダイスアイランド「レンボンガン島」へ渡ります。レンボンガン島ではどんなエクスペリエンスが待っているのか楽しみです。
Bali旅2023 バリアン・ハイヤット編(2/28~3/3)

2023年2月28日
COVID19のパンデミックから3年。ちょうど3年前2020年の春、コロナウィルスの拡大を懸念しはじめた頃に私たちはバリ島にいました。当時は中国からのツーリストはいないものの他国からのツーリストはかわらず。
しかし、私たちが帰国して4日後インドネシアロックダウン。それらか3年
ようやく私達も再び旅の自由を手に入れました。真っ先に向かう地はバリ島。
渡航できない間もガイド達からは時頼連絡がきたり現地の写真を送ってくれたりしていましたので観光で成り立っていた島がどうなっているかなんとなく予想していましたが、久しぶりのバリ島が楽しみで仕方ありませんでした。
朝6時に勝浦を出発。途中茂原で車を乗り換え成田空港第1ターミナルへ。
もっと混雑しているのかと思っていましたが空港は空いていてあらゆる手続きがスムース。気になっていたワクチンパスポートはその他出国手続きも特に特別なこともなく搭乗口へと。

今回私達はガルーダインドネシアの直行便を選択。ほかに経由便もありましたが私達おっさん達には耐えられないことはわかっているので直行便の一択!いつも往復11万円くらいでしたがロシアvsウクライナの影響で燃油サーチャージが高くなり146000円ほど。
しかしながら、その一方でバリ島はまだまだ観光が回復しておらず、宿泊費用がどこもディスカウント販売されておりトータルでみれば3年前と変わりない費用となりました。
飛行機は定刻通り、私達はビールで気持ちをほぐしガルーダインドネシアGA881便へ乗り込みました。
はやり空席が目立ち乗車率は65%といったところかな。
約7時間ほどの空の上での時間を楽しむために今回は「Disney+」で映画をダウンロードしていたので機内で退屈することなく大好きなムービータイムを満喫!
あっという間に到着しました。

ここからが初めてのことばかり。
①ビザの発行 e-VOA
②ワクチン接種証明
③電子関税申告
日本にいる際に全て事前に準備はしていたものの心配。仲間の一人はどうしても事前のビザ発行手続きができず現地支払いとなっていましたが、何と!!
ほとんどの人が事前申請をしているのでかえって事前申請の窓口が混雑しており、当日支払いがガラ空き。私達のほうが遅くなる始末。あらら。
それでも飛行機降りてから受託荷物受け取り場所までの時間は20分程度。
今回最も時間を要したのが受託荷物の受け取りでした。いつも待っても30分くらいでしたが今回は1時間以上待たされました。特にサーフボードがなかなか出てこず待ちました。
税関申告も突破し、ガイドのマデさんが待つ出口へ。

3年ぶりの対面。マデさんは変わらぬ笑顔を流暢な日本語で私達を迎えてくれました。
同時にムシムシする暑さとスコールでバリ島についたことを実感させてくれました。私達はさっそく腹ごしらえのためいつものNambaワルンで最初のビンタンとインドネシア料理を堪能!
マデさんから3年間の状況を聞いたり翌日からのプランのミーティングをビンタン片手に楽しくエキサイ
ティングに行いました。そしてホテルへ。

はじめてのホテルはクタにある老舗ホテル「バリバンガロー」。おなじみグランドイスタマラナの隣です。庭にはキラキラしているプールと2頭の白馬がシンボリックなクラシックスタイルのホテル。
翌朝は5時出発なので早々と寝ることに。

【Balian 3/1.2.3】
早朝5時時間通りにマデさんは迎えに来ていました。そういえばこれまでマデさんが時間に遅れたことはありません。
ボードや荷物を積み込み、先発隊が待つチャングーのホテル経由でBalianバリアンへ。
バリアンはこれまで2度訪れましたがいずれも波に恵まれ素晴らしい時間を過ごすことができたポイントの一つです。毎日オーバーヘッドの波が割れるライトもレフトもある魅惑的なポイントがバリアンです。
チャングーを出発してから約2時間。早朝なので道路混雑もなくバリアンへ。道中は南国らしい椰子の森とライステラス。

予報では風が合わずオンショアの3-4F。

そこには変わらぬ景色とブレイクが!
7時くらいについてしまいまだ海は無人。波はセットで頭くらいの弱いオンショア波。
私達は焦る気持ちを抑え、ワルンで朝食とコーヒーとトイレタイム。食事をしていると数人が海へ出てゆきました。
見ているとあっという間に右へと流されブレイクポイントまで遠い道のり。思い出しました。ここは強烈なカレントのある場所。インサイドとアウトサイドでは異なる強い流れのある場所。

今回のメンバーに学生が3人。国際武道大学サーフィン部の学生達。内2人は先発隊で前乗りしていました。学生達にとっても初の海外、初海外サーフィン。しかもそれがバリアン。最高です。


おっさん組は準備に時間がかかるので先に学生組がパドルアウト。カレントが心配でしたが予定通りちゃんとながされながら沖へと到着しサーフィン開始。その頃には他のサーファーは上がってしまい彼らだけでした。
おっさん組も準備を終えパドルアウト。

なのに!オンショアが強くなってきてしまいました。ちょっとジャンクなコンディション。それでも普段のオンショアよりは全然良い波。
結局この日は終日オンショア。でも2Rやってしまいました。翌日からは弱いオフショア予報なので翌日からに期待。
宿はポイントの目の前にあるGUBUG BALIAN BEACH。前回もここにステイしました。ロケーションはいうことなく、プールも快適なベスト宿です。
*エアコン無しの部屋もあるので、早めにエアコン有りの部屋をブッキングすることをおススメします


翌朝、目が覚めると部屋の中にこだます騒音に気づく。エアコンの音かと思いスイッチを切るが音は消えず。これってもしかすると!
バルコニーに出るとその騒音の原因がわかりました。波の音です。
波はサイズアップし、セットは沖でブレイクし美しい三角波な三角雪崩のごとく白波を作り出していました。ダブルあるね。もうおっさん達は我慢なりません。一方ヤングチームはまだ寝ている。
眠れるとうのは若者の特権。私達はうらやましくてしかたない。
若者たちを残しおっさん達は海へ。すでに10人くらいがラインナップにいます。

インサイドのカレントは初日より強くなりゲッティンぐアウトでかなり消耗します。波はソリッドな4F+。でかいセットがくると逃げることはかなわず、その決壊したダムから流れ出る水流のような波にもみくちゃにされ必死にサバイブ。
でもセットは4本くらいなので4本しのげば大丈夫。
同行者の山田さんは、今回3Surfboardsの2022ベストセラーとなったMP-MID7’2”を持ち込んでいました。正直このボードのロッカーはマリブに合わせてあるのでオオマグサのように水量の多いバリアンの波に合うか心配していましたが、そんな心配はいりませんでした。
山田さんはこの日最も多くのセットの波をつかみ、見ている者が嫉妬するような気持ちよいラインを描いていました。山田さんは一番沖で一番楽しんでいました。
MP-MIDはロッカーは強めでノーズにボリュームを持たせているので、ウネリのひっかかりが早いので波の角度が急角度になる前にフェイスを滑り降りているからこのような波でも問題ないことが判明。

私はというと今回は2本を連れてきました。
1本は胸肩くらいを楽しむ3SurfboardsのハイパフォーマンスショートボードISO5’10”。もう1本はサイズアップしたとき用のARAKAWAのStunGun6’4”。
初日の胸肩オンショアではISOを使いました。今回はこのサイズのISOがどの程度の波まで行けるかを試すことも目的だったので2日目もサイズあるときもISOを使用。引きつけてギリギリのところでのテイクオフにはなりますがダブルくらいの波のテイクオフではパーリングすることなくボトムターンからトップでの切り替えしまでとてもスムースでしたが、このパワーがある波ではもっとテールの面積は無くても良いですね。もっとテールボリュームが少ないほうがここの波質にはあっていると感じました。
ってことで午後ラウンドではARAKAWAのStunGunを使用。
長さとボリュームはあるもののテールは絞られているのでトータルして安心できる安定性を感じました。学生達はみんな日本のアベレージ波用の5’7”~5’9”の細く薄いボードだったのでサイズアップすると苦戦していました。
つい先日、何かの記事で田中樹プロが話していましたが海外の試合で日本人選手は波が大きくてもいつも使っている調子の良いボードで戦うため、波に合わせてボードサイズを調整してくる海外選手にはかなわないと。その話を思い出しました。


海から上がればすぐにクーリングダウンのためにビンタンを注文。なぜかバリで飲むビンタンは日本で飲むよりはるかに美味しい。はたしてこの旅が終わりを迎えるまでに何本のビンタンを体に入れるのだろうか。
2日目の朝にInstagramを見ていると何と従妹家族がバリに来ていました。彼女たちはウブドにステイ。
タグ付け見るとHoshino-yaと。連絡してみると今ここで朝飯と写真を送ってくれました。

ジャングルの中の檻?サルでもいるの?と聞くと、ここで朝食をとるそうです。
ジャングルの中でサル気分も味わえる星野リゾート、流石です。

2日目の夜それは予期して起こった。

山田さんはかれこれバリ島へは十数回きています。その際に体調を崩さなかったことがありません。
今回こそ大丈夫かと思った矢先にやっぱり。
よくある「バリバラ」と言われる食あたりとは異なるものです。沖縄でも屋久島でも種子島でも茂原でも発症する激しい嘔吐と下痢。どこでも起こるのですがバリでは毎回。
本人も私達も慣れたものです。
山田さんは3日目は休場。バスルームでお休みいただくこととなりました。
波はややサイズダウンし巨大セットは来なくなりましたが良い波は変わらず。人は増えました。ここの常連なのか移住者なのかわかりませんが、バリアンのベテランと思われる60歳以上のシニアサーファー達は7Fくらいのガンボードで攻める攻める!
長けりゃ良い!の世界。
そのシニア達でほぼ波を回しているような状態でした。私は勝手に勝浦を代表してその更に沖でセットを待ち伏せ。もちろんボードはARAKAWAです。
セットは2本目のほうがサイズがあり乗りやすいので、2本目にフォーカス。すると乗れる乗れる。
2日目の朝にセットをくらいそこでようやく目が覚め、3日目にして腕が回るようになりスイッチが入り
ました。
3日目はノーミスで最後のバリアンの海を楽しむことができました。

印象深いホテルの敷地になる植物たちに別れを告げ、調子悪い山田さんを連れて次の目的地となるタウンへ午後に移動開始。
必ずまた来ます。
眺めのボードを連れてきます。
夕方、先発隊をチャングーに届け、我々は賑わうクタへ。
それが!クタ、今までほど賑わっていません。渋滞も大したことありません。閉まっているお店も結構目につきます。旅行者向けの大型店舗はクローズし、IKEAなどの地元向けの店舗に代わっていました。
マデさんが言うには、クタやレギャンにあったような団体旅行向けの大型ホテルはコロナで大打撃を受け、日本も同じですが小規模のグループや個人を対象としていた宿が多くならずスミニャックやチャングーエリアに人が移動したそうです。
いわれてみればチャングーの渋滞は常軌を逸していました。ツーリスト、それをもてなす労働者で狭い道路はパンパンです。
さらに!チャングーにはMEGA規模のビーチクラブがどんどん作られツーリスト達の観光スポットになっていました。7年ほど前にできたFINSビーチクラブがとてつもなくゴージャスなビーチクラブだなと思っていましたが、このコロナの間にFINSの隣にATLASという更に巨大なビーチクラブができていました。なにも隣に作らなくてもね。。。
この流れはサヌールエリアにも派生しているそうです。
私達はクタのエアポート近くにあるPALM BEACH HOTELにチェックイン。(写真忘れました)
ここはエアポートポイントのボート乗り場まで歩いて行ける距離にあるホテルです。調子の悪い山田さんを早く休ませ、私達もあっという間に夢の中へ。
翌朝

山田さんはすっかり回復したかのうに見えた。じゃらんじゃらんしようと言うのでビーチまで散歩。調子の出てきた山田さんは楽しそうに飛ばしていました。私とJさんはまだ山田さんのことが心配でした。
山田さんは大事をとり今日も一人ホテルライフを満喫。
私とJさんと学生バイトのケイちゃんはサヌールへ移動しハイヤットリーフもしくはスランガンポイントを狙いました。そこでもう一人のガイドでマデさんの甥っ子のコマンと合流。ここでも変化がありました。これまでは車のままボードの出るワルンのすぐ裏まで行けたのですが、ここにも巨大ビーチクラブができるということで車での乗り入れがNG。手間で降りて歩いてアクセス。
聞いた話ではこの辺のワルンも8月には撤去されるそうです。どんどんバリの懐かしの風景が消えてゆきます。そういうのが必要ない島だと思っていましたがそうはいかないようです。

コマンはお腹がでっぱりすっかりおっさん体系となっていました。最初にあったときは日本語も話せずシャイだったコマンも今では2児の父。

すでに肌の色は変わり皆さん夏真っ盛りの肌色になっています。
ジュクンと言われるアウトリガーボードに乗り沖のポイントへと向かいます。サーフトリップならではの解放感。日本ではなかなかボートに乗ってサーフィン行くことはないですね。
残念ながらこの日の波はどこも小さくオフショアも強いプアコンディション。軽くサーフィンして戻りました。


ここワルンIZAKAYAも無くなってしまうのかな。さみしい。
私達はホテルで延長保育してもらっている山田さんをピックアップし、次の目的地のあるチャングーへ行く前に空港へ朋子先生たちをお迎えに。
この後私達の旅はチャングー、レンボンガン島、そして再びクタへと続きます。
麗しのバリ②
3月9日 2日目
私は興奮しているのか2時に目が覚めてしまい。そこからなかなか寝付かず、結局朝日をそのまま見ることとなりました。
早起きしすぎたのであらゆる準備を整えるには十分でした。
6:00そらはうっすら明るくなり鳥の鳴き声が南国を感じさせてくれます。
しかし不安的中。
波はどこに?
滞在しているブラワビーチの目の前のポイントには膝程度の波しかこない。
しかもセットがえらい長い。来ない。
でもウォーミングアップとバリの海にご挨拶をかねてファーストラウンド開始。
波が来ない。


ってことで早々にサーフィンは終了。
ホテルで朝食を。今まではビュッフェだったのが宿泊客激減のため3つのブレックファストメニューからチョイス。
迷わずインドネシアスタイル。ナシゴレン+カットフルーツ+バリコピ。

食後はマデさんの案内で沖のリーフへってことで、クタへ移動しボートに乗り「エアポートレフト」ポイントへ。ここは緩いサイドオンショア。サイズはセットで肩。日本人が8人くらい、バリニーズが3人ほど。
とってもゆる~い感じでしたがようやく波らしい感じ。

強い日差しには日焼け止め。これ無しにはサーフィンなんてできません。
サクッと2時間ほどサーフィンしてこの日は終了。
明日からウネリは上昇の予報。

ブラワビーチは夜でもサーフィン可能。でもオイラ達ポンコツにはその体力が残っていません。
明日からに期待!!
TCSSホリデー到着!!
大人なサーフブランドTCSSから冬の新作が届きました。











ってな調子でそろっています!!
バリトリップ Day3
朝5時
コマンは時間通りお迎えに来てくれました。
外は真っ暗。
ブラワからバリアンまでは渋滞なして90分。渋滞したら120分以上。
早く出ないとサーフィンする時間なくなります。
ボードを車に積み込みバリアンへ出発!
道中はこんな雰囲気。
異国情緒満載。空気が気持ち良い。
神様たちもそろそろお目覚めかな。
神様もハイテンション。
そして到着
そこには夢のような波がブレイクしていました。
世界にはこんな波があるもんだ。
BIG BAGUS!!!!
波の力と美しさに私はハッスルしすぎてボードに空手チョップ。
壊してしまいました。
が、そんなことかまっていられません。KEEP SURFING。
約2時間半のバリアンでのサーフィンはスペシャル満足で終了。
しかし暑い。強烈な日差し。
LAY DAYのタオルはそんな日差しから守ってくれたり、身体吹いたり、ボード吹いたり、敷物にしたりと本当に多用途でトラベルタオルとして性能をいかんなく発揮してくれました。
今後も必ず旅には持っていきますね。たぶんもっと他の用途もあるはずです。
そしてバリで活躍するもう一つのマストアイテムがこれ
LAY DAYもオーガニックコットンですがこちらの「SALT&STONE」日焼け止めもオーガニック。
私すごく肌が弱いんです。これはケミカルなものが一切入っていないので安心して使えます。香りも素敵です。
溶けて目に入ることもないのでまさにサーフィンにはバッチリですよ。
後ろ髪をひかれる思いとはこのことなんですね。
まだバリアンでサーフしたい気持ちを次回の旅へ閉じ込めてタウンへ移動。
チャングーの「MIE88」でランチをすませ。
次のサーフィンへ。
午後ラウンドはこれまた初めてとなるエアポートレフトポイント。
風が今一つでしたが波は十分。
インドネシア特有の力づいよい波を堪能。普段できないことができちゃうバリマジックに夢中。
2時間ほどサーフして終了。
疲労もたまってきたのでディナーは調子のよさそうなイタリアンを選択。
スミニャックにある「ワルンイタリアン」で特大ピッザを。
不思議とバリのイタリアンはどこも美味しい。
帰りがけにちょこっとお買い物。
チャングーステイは今夜が最後。
明日はいよいよレンボンガン島へ渡ります。
お休みなさい。