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サーフボードの無い旅「ボルネオ」②

2019-11-30

移動の疲れもあったのかぐっすり眠れました。

カーテン越しに侵入してくる光は南国を意識させる強い光。

事前にこのホテルの朝食ブッフェは素晴らしいと聞いていたので、さっそく1階にあるレストランへ。

屋外のテラス席はとっても気持ち良い

レストランにはマレー料理、中華、洋食、インド、インドネシアの料理が美味しそうな顔をして並んでいました。おそらく全部で50種類はあります。1週間くらいいないと全て食べきらない数。

びっくりなのはどれも美味しい!!インドネシア料理っぽい見た目ですが味は中華のスパイスが効いている感じがマレーシア料理かな。

とにかく美味しい。

テラス席からの眺め

今日の予定は午後からだからゆっくり朝食を楽しみました。

食後は明日のツアーを予約するために現地のツアーデスクまでお散歩。

こんな感じの路地が多い

ツアーデスクまでは800mくらい。

歩くこと300mくらい。路上でとにかく目立つのは「ツバメの巣屋」と「干物屋」。おったまげーは干物屋。

海のものは何でも干物にしちゃう

昨日の疑問が解けました。

あんなに沢山の魚。売れ残ったらどうすのかな?という疑問。

答えは、「干物」でした。

1軒のお店にある干物の量は数万枚。魚だけにあらず、カニ、エビ、貝までが干物になり売られていました。

中でも気になったのが「タツノオトシゴ」と「ナマコ」。

大量のナマコの天日干し!!
グロテスクなナマコのミイラ

ナマコたちは干からびでシュリンクし芋虫みたいな姿に。これが高額なんです。

とても私が買える代物ではございません。買ったとしてもどうしていいのかわかりません。釣り餌にもならないし。

中国の方々がお店をにぎわしていました。

と、いろいろな異国の文化を見ているとあっという間にツアーデスクに到着。日本人スタッフが親切丁寧に対応してくれて、明日は海に行くことにしました。やっぱり私たちは海です。

当然ここによります

海に行くのならただではいきません。きちんと仕込みしていくのが私たちの流儀。

ハイヤットホテルのすぐ近所に釣り具やがありました。ここは早朝から営業していました。

ビックリなのはお客様の半数以上が女性。ほっかぶりしているから多分イスラムの女性たち。

昨日防波堤で女性が沢山釣しているのを見かけましたが、ボルネオの女性たちは本気です。本気で釣りがお好きなようです。

売られている商品は9割見たことないメーカーのもの。でも不思議、裏面には日本語で説明書きがされている。日本では見たことないですよ。

ってことは、日本で売られているとう信頼で商品が売れているのかもしれませんね。

さて午後になりホテルのロビーにはお迎えの車が。

ガイドはアブドラさんというマレーシア人。以前豊田市で仕事していたので日本語はばっちり。

車に乗り込み約1時間半のドライブ。道中はねちゃったからよくわかりませんが、そんなに山間に入った感じはない。

車から降りると木製の小道を通りボートが発着する桟橋へ。

つくりはしっかりした歩道。雰囲気あります。
ジャングルクルーズ

ディズニーランドのジャングルクルーズの本チャン版。ガイドが語らなくても雰囲気出ちゃってます。

ボートには他のツアー客と相乗りですが閑散期なのでガラガラ。

ちゃんとライフジャケット着用です。

クルージング時間は1時間半くらい。その時間内で珍獣「テングザル」を見つけないといけません。私たちも必死に目を凝らしてジャングルを見ます。サルがいれば草木が揺れるのでわかるとのこと。

ワニには耐えられそう。カバは無理

肝心の珍獣「テングザル」はというと後半に沢山来てくれました。1つの群れに5匹くらいはいるので子供からボスまで一緒に移動しているので見れるときは結構見れます。

写真はございません。なぜなら携帯レベルだとどこにきるか良くわかりませんので。とにかく沢山いました。

夕日に照らされとにかくキレイ
沈没船まで美しい。絵葉書のようです
朋子先生と二人旅。二人きりで過ごすボルネオのトワイライトタイム

美しい川の景色に心洗われながら一度桟橋へ戻るとすぐにディナー。

ディナーもマレーシア料理。これがまた美味い!!!!!

食べ物は外れなしですね。この島は。

夕食後は再び乗船し夜のリバークルージング。蛍を探します。ワニも。

はい!ここからも写真はございません。

なぜなら真っ暗で何も撮れません。

蛍。

沢山いました。今まで見た中で最高の数。全世界に蛍は2000種類以上いるそうです。ここのは小さくて点滅がめちゃくちゃ早い種類。

好きな木があるみたいでその木にくっついているのですがとてつもない数の蛍がついています。

本当にクリスマスのイルミネーションのようです。点滅が早くて大群だから真っ暗なジャングルでも木の姿が見えてしまうほど。

本物かどうか目を疑います。

是非皆さんもボルネオ行ったらテングザルと蛍クルーズに行ってみてください。

ワニが見えなかったのが残念。

明日は最終日。もう最終日。

最後はきっちりお仕事もしなくてはの海です。

サーフボードの無い旅「ボルネオ」①

2019-11-29

とっても遅い夏休み。

日本は完全な冬モード。寒すぎる。。

今回は23年ぶりとなる朋子先生との二人旅。どうなることやら二人旅。

当日の朝。4時に起きて準備。車に荷物を積もうと外に出るともわ~と空気が重たい。雨かな。

案の定、車が北に進むにつれて霧が濃くなってきた。

飛行機飛ばせる状況か?これ?

空港に到着。チェックインを早々にすませるが霧。ひどくなってきた。

「飛ぶのかな?」「無理じゃない」

オオタニさん!!

搭乗時刻になり予定時刻に搭乗できました。

飛行機は今風の普通の飛行機。最新の映画やドラマが多数楽しめる。

これが飛行機の楽しみの一つ。

飛行機は案の定、機内で待機。飛行機は動かないまま1時間が経過。機内で見ている映画も半分が過ぎた。

遅れること1時間15分。

楽しんでいたホラー映画もクライマックス。離陸!!

機内は快適。機内食は美味しくない。エンターテイメントは満足。

離陸して5時間ちょい。映画も4本目に差しかかったところで「最終の着陸態勢・・・」下を見ると

コタキナバルの水上生活エリア

眼下には、ボルネオの自然環境を生かした水上生活者の居住地区が。

飛行機は無事に到着。空港はキレイです。2003年にできたとか。とても衛生的。

到着したのはコタキナバルという町。空港から市街地へはバスもあるが私たちはタクシーで。空港内でタクシーのチケットが購入し出てすぐのスタバの前にあるタクシー乗り場から乗車。チケット先購入だからぼったくりもない!!

ただ車は非常にとってもレトロ。多分メーターは4~5周はしちゃってるな。

宿泊先はHYATT REGENCY キナバル。空港からは30リンギット。15分くらい。

どこのリゾートに行っても見かけるこのロゴ。宿泊するのははじめて
衛生的はスタッフも感じ良い

チェックインに行くと一人の日本人スタッフがいました。舞浜のホテルからインターンシップだそうで、1か月このホテルで研修中とのこと。

とてもスマートに対応してくれました。

早々に着替えをすませて散策開始。

この島の人たちは釣りが大好きみたい
アイゴですね

ホテルの目の前にあるボードウォークでは子供たちが釣りに夢中。もちろん竿なんてありません。手釣りです。

釣っているのはアイゴでした。晩飯にするので一生懸命釣っていました。

バリとも中国ともパラオとも違う雰囲気

メイン通りから一本入るとこんな感じでお店は沢山ありますが人は少ないですね。車の数に対して人は少ないです。

市場では新鮮な魚介の他、バナナ、パパイヤなどのフルーツも。とにかく安い!
フレッシュマンゴー最高でした

フィッシュマーケットには釣りたいお魚がたっぷり!!

釣りたい!食べたい!!
甲殻類も豊富。中でもエビとカニが激ウマ!!

フィッシュマーケットでは釣りたい、食べたい魚が沢山。絶対に消費しきれない数の魚介が並んでいます。

買ったものはその場で食べさせてくれます。

ここですぐに調理してくれちゃう

絶対に残るよこの魚。

でもこの残った魚がどうなるかは後程。

売っているものは日本とは全く異なります

町にはセブンイレブンが沢山。あとオレンジというスーパーが沢山あります。カップラーメンの数が異常でした。みんなローカルはカップラーメンを良く食べているみです。

お土産もセブンですんじゃいます。

ぷらぷらしているうちに腹が減ってきました。

ボルネオは中国人、マレー人、インドネシア人が多く食べ物も中華系が多い。ディナーは香港料理をチョイス。

朋子先生はライチとハーブのフレッシュジュース
私はマレーシアのローカルビール「タイガー」

「タイガー」というマレーシアのビールは何だか今一。パンチがない。コタキナバルではなぜだかカールスバーグ押し。何でかな。

エビのバター炒め
冷静ヌードルチキンあんかけ
カニたっぷりチャーハン

食べ物はとにかく美味しい。何食べても美味しい。

そして安い。ビールは高い。

二人で腹いっぱい食べて飲んで4000円くらい。日本の1/3くらいですね。

そして1日目は終了。

2日目は朝はゆっくり。午後からは珍獣ハンティングと蛍観賞。

天気が心配。