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またTWINです。しつこいです。
しつこいようですが、今の私のブーム、一押しは大き目の尾びれのTWIN FIN Surfboardsなんです。

こちらのボードはこの頃私がよくよく話をするTWIN FISHボードです。
これは今朝水揚げされたばかりの新鮮なお魚。
なぜこんなにTWINの話をするかというと、
それは
①マリブの波にとてもフィットするから
②私の年齢(今年48)体力、気力を考慮するとちょうど良いバランスをしているから
③乗っていてとても気分よくサーフィンできるから
④今まで苦手だったアクションがいとも簡単にできてしまうから
⑤乗るほどに愛着がわく(なぜかスラスターにはない感情が沸く)
と色々とあるから皆様のおススメしています。

今回水揚げされたお魚は、5’4”と丈は短いですが体高がありたっぷりと脂がのっています。新鮮な魚の目印の身体の反りも強いですよ。強ければ強いほど大暴れします。

TWINにはTWINの乗り方があり、その乗り方ができればTWIN FISH特有の美しいラインが描けます。
私はそれが苦手。
30年以上3枚歯に慣れ親しんできたためどうしても3枚歯のように乗ってしまいます。TWINを巧みに扱うプロサーファーに「どうしたらTWINでキレイにのれますか?」と聞いたところ「女性を扱うようにや・さ・し・く」とのこと。
やっぱり私には向いていないのかな。

そこで私は色々と試してみました。昨年の今頃は足にギブスを巻き松葉杖生活。
今年の冬はかつてないほど波に恵まれているので色々試すのに絶好のシーズン。
主には
①後ろの手の使い方
②後ろ足のスタンス
①は特に肘の高さと手のひらの向き。これはスラスターでも共通することですがこの手の使い方で加速や重心が変わります。
②はできる限り後ろへ。ボードのへこみ(フットマーク)を見るとわかりますが後ろ足はリーシュカップのすぐ近くを踏んでいます。土踏まずはボードの割れ目の上。
上記の2つを意識することでマニューバビリティーが格段に上がりました。
ボトムターンに始まり、カットバック、オフザリップ、フローターそしてミニエアー。
サーフィンが変わりました。
まだヘマすることも多いですが、多分いままでになかったラインどり、スピードを獲得することに成功しました。
よくレールでのサーフィンを習得するにはTWINが一番練習になるといわれますが、その通りなんだと思います。
ボリュームあるTWINなので全ての動きに余裕をもって対応できます。少しだけ考えながら乗ることができます。

すぐに乗ってみたいという方のために長さは5’4” 幅20 1/2″ 厚2 1/2”で仕上げました。これはシェイパーのおススメディメンション。
このモダーンツインは長くても6’2”くらいまで短めがおススメです。そして特徴的なのはノーズロッカーです。
最も強いノーズロッカーがとれるブランクスを使用。可能な限りノーズを反らせます。
ボトムはVeeでクラシックですがテールエリアのエッジはバッキバキです。
マリブや松部などのリーフを攻めるのではく、楽しめるボードに仕上げてもらいました。
なぜなら3Surfboardsは「勝浦以外で調子よい保証はございません」=「勝浦では間違いございません」ですから。
