勝浦に未来が来る。かも。

2022-02-11

これは未来のお話。

コロナウィルスも落ち着き再び人々が自由を手にした近い将来。

海を目指す人たちで再び活気を取り戻したかのように見える勝浦。

しかし、コロナにより人々の行動や考えは変わってしまい、今までのようにとはいかずシックハックする勝浦人たち。

勝浦インディアンはインディアンの知恵を絞り変化する場面に適応しようとするが、変化の速度に追いつける人はごくわずか。

そこに現れたのは世界を相手に商売をしている江戸の商人や技術者たち。彼らは私達の気持ちや熱意、勝浦の現状を把握したうえで2つの道具をさずけてくれた。

一つはドローンと呼ばれる空飛ぶ物体。

もう一つは電動キックボードと言う未来の交通手段。

勝浦インディアンたちはこの未来の道具を自分たちの知恵と技に一つとして取り込み使い始めた。

ドローンは地形環境に左右されることなく短時間で商品を配達してくれるデリバリーUFOとなり、勝浦タンタンメンや美味しい海鮮料理などを旅人のいるホテルのバルコニーまで届けてくれる。

それだけでなく移動の困難は地元住民へ様々な生活用品を届けてくれる。そして空から人口16000人ほどの町の安全をこの飛行物体に見守らせる。

電動キックボード

電動キックボードの第6世代はやはりオートドライブ機能が標準装備。以前は設けられていた原付自転車の免許やヘルメット、年齢制限もなくなり誰もが安全で気持ち良い乗り物としての公共交通機関を利用して訪れた観光客に足替わりとして利用させはじめた。さらに3輪、4輪とバリエーションも豊富となった。

勝浦市を中心に近隣には多くのステーションができ、乗り捨てられたキックボードは本部からの指令により勝手にもよりのステーションへと帰ってゆくか、次の予約者のもとへオートドライブで移動を始める。

ガソリン価格の高騰はとまらず、余儀なく車を手放す人達にとっては必要な時に必要な足を確保することができるのでとても経済的。

しかも、CO2を排出しない。

インディアン達は上手な運用方法を考え街には電動キックボードが行ったり来たり。

サーファー達は駐車場問題を解決するためにいち早く海への移動手段として取り込んだ。

地元のエンジニアはキックボード用のボードキャリーを開発し勝浦市の財産として市で特許を取得。市内の町工場は全国からの発注に追われ大忙し。

空を見ればドローン。

町を見れば電動キックボードが行ったり来たり。

こんな未来が来るのだろうか。

大事なのは取り残される人が出ないこと。一部の人だけが未来の道具の恩恵に授かるのではなく、隅々まで等しくその恩恵を分かちあえるプランニングが必要だと思います。